書籍 「きこえてますか」  ー街頭で語り継いだ366日の全活動の記録ー

ここでは、 書籍 「きこえてますか」  ー街頭で語り継いだ366日の全活動の記録ー に関する情報を紹介しています。
障害者も含め、全ての人が「人間らしく生きる」ことを基本に
命の尊厳を大切にし、意義ある人生をともに歩んでいきます!
(ビーオブエス企業理念の冒頭)
きこえてますか―マラソンスピーチ366の記録
と云う書籍を紹介します。

この書籍は誰か有名なライターが書いたものではなく
366人の一般市民が障害者問題を語り継いだ
ドキュメントである。

その背景を少し紹介し案内します。


国連障害者の10年の最終年(1992年)に
有志がその運営担当に当たり「マラソンスピーチ」と
いう催しが1年間の予定で京都駅前で行われていた。

この企画は毎日話し手が変わり
10分間だけだが障害者問題について
その人なりにいろいろな思いを伝え繋いでいくものであった。

私も新聞の小さい記事でこういう取り組みがあることを知り
手伝わせて欲しいとスタッフとしても名乗り出た。
今から16年ほど前のことである。
私がこの問題に深く係わる決定的取り組みでもあった。

当初は1年間366日の予定であったが
一年目の大晦日の最終回には京都駅前に
新聞記者や放送局のラジオカーなどもやって来て
ライブ(そんな大袈裟なものではなかったが)もあり
寒風吹きすさむなかお善哉なども用意して
一年を締めくくったが

2年目も土・日の休日だけ場所を北のほうに移して
当時ある共同作業所が中心になり
その共同作業所の問題を中心に取り上げ
さまざまな障害者問題を語り継いだ。

ここまでくれば
1000回を目指すとなり翌年も年の中ばまで続けて
めでたく目標を達成した。

私はこの最終年には幹事役をしており
1000回目最終日に長丁場をやってきた意義と
協力を賜ったお礼を述べこの「マラソンスピーチ」を完結した。



従って1千人もの市民が
障害者問題を
自分なりの言葉で街を歩く他の市民や旅行者に訴え続けた。

これは過去のこういう問題の広がりでは特筆すべきことであった。
全国各地でもこれに習った企画もいくつか出たと聞いている。
自分の言葉で
なにを喋っても良い
思い思いの気持ちをぶつけて・・・・・

ということがマスメディアを通してでなく
自発的にここまで語り継がれたことは

「笑っていいとも」の「テレホンショッキング」の
ヤラセのように次々と芸能人を繋いでいくのとは違った。
基本的にはお願いはするものの
でれなくなったときは当日のスタッフが繋がなければと
皆が思っていた。

でもその考えは結果的に取り越し苦労に終わる。

そんな熱い企画がみんなの記憶から
忘れ去られるほど以前に行われていたことも知って貰いたい。

その最初の1年間の街頭で語り継いだ内容を
記した書籍が当時出版された。

冒頭の「きこえてますか」と云う本である。

今では出版元のかもがわ出版にもあるかどうか?
でもアマゾンではまだ健在のよう。
右の塩谷文庫内でサーチしてみてください。

街頭で「初めて云いますが 私の子どもには精神障害があります」
と云われた勇気ある親御さんの訴え・・・
座布団を持参して落語のように問題を訴えた学生。
私も街頭で語ったほんの少しだけ記載されている。

ぜひ一度様々な視点から多くの訴え・呼びかけがあったことを
この本を通して
感じ取ってください。


本当は16年も前の内容は色あせるべきなのに
まだ新鮮に映るやも知れません。

それだけ障害者問題は前進がなかったと云えるのでしょうか?


塩谷さんは
今日も無事仕事を終えました。
明日も元気です。
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