障害者の住宅改修の本当の目的とは?

ここでは、 障害者の住宅改修の本当の目的とは? に関する情報を紹介しています。
障害者も含め、全ての人が「人間らしく生きる」ことを基本に
命の尊厳を大切にし、意義ある人生をともに歩んでいきます!
(ビーオブエス企業理念の冒頭)
「いきいきハウジングリフォーム」は
京都市の身体障害者の住宅改修制度。
最近は助成金が減ってきたが
これ自体は非常に整備された各自治体の中でも優秀な制度である。
詳細については12/16のブログをご覧ください。 

今日も以前にご相談いただいた方のその後の進捗状況と
再度の確認のために相談者のご自宅を訪問した。

介護保険の適用者でもある場合には 
介護保険制度をまず始めに使用する義務があるが
全額使い切ることは必要ないと判断される。
介護保険の住宅改修は必要に応じて
実施の都度何度でも利用できるが
この「いきいきハウジングリフォーム」では
1回きりしか利用できない。

従って併用する場合はうまく利用しないと損になる。
私が相談のリーダーのときはあまり併用したくないし
介護保険を使わざるを得ない場合は手摺り数本のみ利用し
制度を残せるように指導している。

またその逆もあり介護保険を全て使い切り
わずか自腹がでる場合は自己負担にしたほうが
あとあと有利になる場合もあり、そのようなご案内もしている。

本日の再打ち合わせでは
いくつかの改修を今でなくとも良ければ
介護保険を使い切る形で
障害者のリフォーム分をそっくり残しておくほうが
ベターとの結論を出させていただいた。

ご家族も現状で直ぐにとは考えなくても良いとのことで
来るべきときにこのまま継続保留にしたいとのご意向もあった。
こんなこともやりながら障害者に
利用してもらいやすい組み方もご案内しています。

今回のように手摺り設置程度の状態像で
比較的ましな方はそれで良いとして
その方が将来のことまで非常に悩まれている
ご相談を受けることもあります。

その心理の奥底を住宅改修の現場で実施していくには
また違った観点からその人となりまでも
見させていただくことになります。

ただ、
こういう事業は「ADL」でしか判断しない改修であり
その方の「QOL=生活の質」には通常関与しないのが一般的。


でもその方なりの生活を充実させていくことが
気持ちのはりからもQOLの改善が
必要であることは誰が見ても明らかです。
行政はそのあたりを理解できない・いや敢えて「しない」のですネ。

以前1階をご本人のため介護保険+自腹で改修された方がおられた。
それまでは全額自腹で2階を改修されていたが
夜の上下、トイレの上下などの関係でこの改修となった。
もちろんここが利用者にとってはなんら生活上問題のない場になったが
お茶・お花の先生でもあり
そういうことができる前提でのその段階で2階を改修済み。

階段昇降機をなんとか付けたいとの話であったので
障害者住居の改修費を全てこちらに回すこともできるのですが
すでに改修済みであり
障害者の住宅改修枠は残ってはいるものの
利用者が望んでも制度枠は利用できない
「QOL」は対象とはならないと取り合ってもらえない。


この場合改修済みでありその方が2階への上下ができれば
生徒さんに自分の知りえることが伝授でき
その方の生きがいが生まれることになるのですが・・・
なぜこういうことを許そうとしないのか?

はっきりとは云えないだろうが
生活のはりから見て当面寝たきりにならず
ご家族も安心できることをサポートしないのか不思議です。
「この制度はそのためにあるのではない」と言われれば
本来なんのためにあるのでしょうか?

将来を見据えて悩まれていることの解消には
まさに制度の壁などにとらわれず
その人にあう改修が実施されることを云うのでしょう。


私は制度の壁で阻まれておられる方々に
不本意ながらも
改修前にそのあたりをきっちり知らせてあげる
相談員でありたいと常々思っています。

塩谷さんは
今日も無事仕事を終えました。
明日も元気です。
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